2018年12月 6日 (木)

来年に向けて

北鎌倉の山は、先の台風による潮風で、
木々の葉が傷んでしまったため、
今年の紅葉は、期待できないと思っていましたが、


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例年より赤味が少ないものの、何とか色づいてきました。

明月窯では、来年に向けた試作を始めています。


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まず、このような外型を使って、


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菊型の輪花の皿を抜きます。
呉須という青顔料で、波のような絵付けをして、縁に鉄顔料を塗ります。


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約400年前に中国景徳鎮で作られた古染付を写したもので、双魚と蝉の向付に続く古染付第3弾になります。

大変手間のかかる仕事ですが、焼き物の質感の勉強にもなります。

今年のうちに試作を終えて、来年には人気商品になってほしいものです。

2018年10月22日 (月)

魚、魚、魚

注文を受けた作品を無事に納品できると、ほっと一安心します。

今回は、


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以前、研究していた古染付写しの双魚向付です。
50客、納期ありなので、焼き上がりまで心配でした。

磁器の土を板にして、


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このような石膏の型に入れて成形します。
反乾燥で仕上げの削りと足を付けたら、乾燥させて絵付けをします。

ひとつ完成するのに、乾燥時間や窯の手間をいれずに延べ2時間半程かかります。
少々高価でも、許してください。

2018年8月31日 (金)

別れの時

鎌倉明月窯は、8月22日~8月31日まで夏休みとなっていましたが、実際は注文の作品を焼成したり、体験教室の予約を受けていたり、ほぼ休みのない状態でした。

そんな夏休みの初日、22日に現在の社長の母であり、初代明月窯主 河村蜻山の長女 佐藤雅子が89歳で亡くなりました。

蜻山亡きあと、夫の佐藤長信と共に鎌倉明月窯を法人として窯の火を守り、夫が亡くなってからは、明月窯の社長を20年ほど務めました。

いろいろと苦労の多い人生だったと思います。私達も大変お世話になりました。
安らかに…と祈るばかりです。


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2018年7月31日 (火)

出張イベント

台風騒ぎの28,29日の土日は、明月窯では珍しい出張でした。

向かった先は、千葉県我孫子市。


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手賀沼にほど近い白樺文学館という施設で、
河村蜻山展が来年1月下旬まで開催されています。

それに関連したイベントに協力しました。
29日午前中は、


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絵付け体験です。
親子で蜻山の絵付けに挑戦しよう!という企画です。
18組の親子が参加して、


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このように、力作が揃いました。
焼き上がりが楽しみです。

午後からは、


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河村蜻山の生涯というテーマで、講演をしました。

慣れない講演で、考えていたようにはいかなかったのですが、改めて鎌倉明月窯をひらくまでの蜻山を考える良い機会でした。

2018年6月29日 (金)

梅雨明け!?

なんと、6月中の梅雨明けということで、観測史上初めてだそうです。

今月の北鎌倉は、


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紫陽花シーズンで、大混雑でしたが、花が早かったこともあり、そろそろ落ち着いてきた感じです。

ここ数日の好天で、


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なかなか乾かなかった作品達が、一斉に乾燥してきたので、素焼きの窯詰めをするところです。

この素焼きが出て、釉掛け、本焼きとなりますが、これからますます暑くなると、薪割り、窯焚きがなかなかしんどい作業になります。

皆様も、熱中症に気をつけて、この季節を元気に乗り越えましょう!

2018年5月26日 (土)

クラブ展本番!

鎌倉明月窯一番のイベント、
鎌倉明月窯陶芸クラブ展が開催しました。

明日27日までの2日間ですが、賑やかにスタートしました。

ギャラリーは


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会員それぞれの代表作を展示しています。
前の庭では、お茶のサービスがありますので、新緑と野鳥の声でゆったりしていただけます。

工房2階は、個人別展示で、会員ごとの個性が楽しめます。

工房1階は、


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即売コーナーとロクロの実演、体験コーナーがあります。

明日も皆様のご来窯をお待ちいたしております!

2018年4月30日 (月)

5月恒例

ゴールデンウィークに入り、花粉の飛散量が減ってきたようで、夏が近づきつつあることを感じる今日この頃です。

5月の明月窯は、


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陶芸クラブ会員による展覧会がメインイベントです。

26日(土)、27(日)の2日間
10:00~16:00の開催です。

開講50年を迎えた鎌倉明月窯陶芸クラブ会員の力作が並びます。
即売コーナーやロクロの実演、体験のコーナー、お茶のサービスなど、賑やかに開催いたしますので、どうぞいらしてください。

会員一同、お待ちいたしております。

2018年3月31日 (土)

足元の春

桜が満開の鎌倉です。


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これは、逗子と鎌倉にまたがるハイランドの住宅地に咲く染井吉野です。

つい10日前、開花したばかりの明月窯ギャラリー前庭にある枝垂れ桜は、


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こんな感じに、雪の中でした。植樹して25年以上経ちますが、花に雪は初めてです。

窯場の裏では、


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春の定番、すみれや


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花の先が細くなって、釣り糸を垂らすように見えるので、浦島草と呼ぶやや不気味な感じの野草など、木の上だけではなく、足元にも春がいっぱいです。

訳なく気分が上がる季節ですね。

2018年2月25日 (日)

春がきた!

2月は、やはり駆け足のように過ぎようとしています。

梅の花、蕗の薹はもちろん、なんといっても杉の花粉が飛びだしたことを敏感な鼻が感じると、春がきたことを実感します。

早咲きの河津桜の開花も話題になりましたが、鎌倉では、


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玉縄桜という早咲きの桜が咲いています。

2月も仕事の合間に、耐熱粘土を使った試作を続けています。
先月作った土鍋は、直火にもなんとか耐えて、調理器具として使えます。
気をよくして、今度は


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ご飯用の鍋を作ってみました。
たっぷりと厚みをつけたので、ほぼ火加減の必要なく炊きあげることが出来ると思います。

それから、


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土瓶のように見えますが、熱燗のための酒器です。ミニコンロに乗せて、冷めないように温めたり、湯煎して燗をするのが面倒なら、直火に掛けることも出来ます。

まだ乾燥中ですが、焼き上がったら、さっそく試してみようと思います。試作のためなので、お酒も経費で出してほしいところです。
まあ、無理でしょうね…

2018年1月31日 (水)

1月は…

だいぶサボってしまい、今年初めての更新となりました。

遅ればせながら、本年もよろしくお願い申し上げます。

1月は4日から仕事を始めて、7日に


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陶芸クラブの新年会をしました。

9日より通常の営業になり、初窯で焼き上がったのは、


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先月亡くなった社長の兄のための骨壷です。
納骨に無事間に合って、ほっとしました。
安らかに眠ってほしいと思います。

今まであまり作っていなかったものにも挑戦しています。


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耐熱粘土を使った土鍋です。
ペタライトという成分を配合していて、直火機能を備えた粘土です。
いろいろテストをして、次の冬までに商品化出来るよう頑張るつもりです。

2月は逃げるというくらいなので、もう少ししっかり更新しようと思う今日この頃でした。

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