2017年9月27日 (水)

オリジナルボウル

8年ほど前、我が家を設計施工してくれた
北村建築工房の北村社長から、洗面と手洗いボウルの注文をいただきました。

今までにも何度も使ってもらっているのですが、
今回は北村社長の新築中の自宅用です。

2回の打ち合わせで決定したデザインで、
制作を始めました。
まず、手洗いボウルは、

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こんな感じで、赤土でロクロ引きした後、
全体に白化粧という白い泥しょうを塗ります。
適度に半乾燥したところで、

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唐草文を削り出していきます。

洗面ボウルは、

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同じく赤土でロクロ引きして、
楕円に押さえて成形します。
削り仕上げのあと、口辺をカットして、

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こんな感じに整えました。
北村社長のアイデアですが、イメージのとおりだと良いのですが…

これからゆっくり乾燥して、素焼き、本焼きと続きます。

2017年8月29日 (火)

夏の終わりに…

8月も数日を残すのみとなりました。
我が家のキュウリは、


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パーゴラの上からさらに上を目指していますが、だんだんと勢いは衰えてきました。
それでも、2株の収穫は220本を超えて、まだ毎日数本が採れています。

窯場では、


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若いご夫婦から注文の洗面ボウルが、無事焼き上がりました。
炭化焼成により黒めに焼き上がった素地に、DIYでつけた模様が白くくっきりとして、モダンで若々しい感じです。

このところ、研究してきた古染付も、


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一定の成果が上がってきました。

これから秋冬にかけて、灰釉を中心にテストをしていきます。目指すのは、朝鮮王朝時代(李朝)初期の高麗茶碗や古唐津が持つような質感です。
作陶をはじめて40年に近づいてきましたが、まだまだ勉強の毎日です。

2017年8月14日 (月)

いろんなお仕事

焼き物屋の仕事は、作品制作に窯詰め、窯焚き、窯出しというメインの仕事だけではなく、さまざまなことがあります。


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これも普段かかせない仕事、釉薬のテストです。明月窯では、作品制作や陶芸教室に使う釉薬が約30種類程あり、すべてオリジナルの自家調合です。

そのうち9割くらいは、天然の木灰を使用するため、長い間に質が変化して以前のように焼き上がらなくなることもよくあります。

今回のテストも、


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藁灰を使った釉薬で、以前のような焼き上がりにならないため、調整をしているところです。

藁灰は珪酸質の原料で、珪石で代用しても同じように出来ないため、高価な原料ですが使い続けています。
この他にイス灰、栗皮灰、松灰など教室用にも使います。他の陶芸教室では、まず使わないと思いますが、質感を求めると仕方ないですね。

それ以外に、苦手な仕事もあります。


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お買い上げいただいた作品の箱書きです。
筆を使う機会が少ないので、いつも緊張して書いていますが、すらすらと書けるようになりたいものです。

2017年7月30日 (日)

制作中 その2

先日制作した洗面ボウルが、仕上げの工程に入りました。

半乾燥の状態で削りをして、依頼主の施主様によるDIYになります。


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まず、洗面ボウルの内側をご夫婦で装飾していきます。ベビーカーで待機しているのは、外側担当の息子さんです。

そして、その息子さんをお父さんが抱えて、小さな手に白化粧という白泥を刷毛で塗り、外側に手の痕跡を付けました。

その結果が、


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こんな感じです。
なかなかの仕上がりに、一同満足!

内側の装飾に、白化粧を象嵌して


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模様を鮮明にします。
この模様には、若い夫婦の想いが込められています。想像できるでしょうか…

このあと、乾燥して素焼きをします。
本焼きは、炭化の窯で燻すように焼成して完成です。

無事焼き上がってほしいと祈る気持ちです。

2017年7月27日 (木)

制作中!

久しぶりに大物作品の依頼があり、
制作にかかりました。


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大鉢に見えますが、洗面ボウルです。
焼き上がりで、直径40cm高さ16cm程の大きさです。

北村建築工房さんで新築中の施主様からの依頼で、模様など施主様のDIYで仕上げていく予定です。

陶器は、焼き上がりまでに約15%収縮するため、
ロクロで作るときは、直径45cmを超えるくらいになります。

焼き物屋は、焼き上がり寸法から作るときの寸法を計算する手間を省くため、掛け尺という物差しを使います。


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上の2本は、30cmの物差しで一番上が15%を掛けた掛け尺で、その下が通常の30cmです。
下2本は1尺の物差しで、同様に上が15%の掛け尺です。

焼き物屋さんは、大きく作って小さく売る商売で、小さく作って大きく売るパン屋さんとは正反対な感じですね。

2017年7月 8日 (土)

夏の苦労と楽しみ

今回の定休日は、お出かけなしで、
家の用事をこなす一日でした。

春から伸び続ける雑草は、


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こんな感じに育っていました。
ここは我が家の東側で、右側は斜面で竹林になっています。

草刈り機を使って、


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2時間ほどで、何とか格好がついてきました。
これから花が咲くホトトギスは残しておきます。

刈り取った草の一部は、


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トマトやキュウリを植えたところに、
敷き藁の代わりに敷きつめて、
これから真夏に向けて、水分の蒸発を防ぐマルチとして使います。

大玉のトマトも大分色づいてきています。
夏野菜のみずみずしい美味しさが、
暑い日の活力になってくれます。

2017年6月30日 (金)

久しぶりの休日

5月下旬の陶芸クラブ展の後、6月は18日まで招待作家展と続いたイベントが終了して、やや日常が戻ってきました。

イベント中ご来窯いただいた皆様、ありがとうございました。

7月からは、ギャラリーも常設展示として、できるだけ開けるようにします。

ということで、今日の定休日は久しぶりにお休みがとれました。

横須賀で、


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朝獲れの真アジを買ってきました。

アジは夏が旬なので、早速捌いて、


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お寿司にしました。
経費400円ほどですが、なかなか美味しくいただきました。

2017年6月13日 (火)

鎌倉明月窯招待作家展

陶芸クラブ展が無事終了して、
この時期恒例のイベント
招待作家展が、明月窯のギャラリーで開催中です。


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明月窯ゆかりの作家4人を招き、明月窯スタッフと共に展示しております。


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これは、岡本一道さん。
明月窯陶芸クラブを経て、京都で修業したあと、各地の民芸の窯で学び、信州小諸市に築窯して作家活動をしています。


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そして、岡村昭男さんは、明月窯勤務の後、平塚市に築窯し、青磁、青白磁を中心に作陶しています。


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川北秀一郎さんは、明月窯に2年間勤務した後、茅ヶ崎市の自宅に築窯、黄釉の作品で日本伝統工芸展に入選し、現在日本工芸会正会員として、活躍しています。


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岡部明美さんは、陶芸クラブを経て、笠間で修業した後、藤沢市に築窯。白化粧を使った掻き落としの手法や焼き締めの作品など作っています。

18日(日)まで開催しております。(金曜日定休)
紫陽花で賑わう北鎌倉ですが、山あいの静かなギャラリーに是非お立ち寄りください。
お待ちいたしております。

2017年5月27日 (土)

開催中!

いよいよ鎌倉明月窯陶芸クラブ展が開催いたしました。

本日土曜日は、10時のopenから午前中に
たくさんの方にご来窯いただきました。

午後からは、ややゆったりとして、
この季節らしい北鎌倉を楽しんでいただけたと思います。

メイン会場であるギャラリーは、


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こんな感じに展示しています。

その前庭では、


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お茶のサービスがありますので、
ゆっくりとしていただけます。
ウグイスもよく鳴いています。

工房2Fでは、


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個人別展示をしています。

1Fは、即売コーナーで、


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お買い得もたくさんあります。
その横では、


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ロクロ実演と体験をしています。
興味のある方は、是非体験してください。

明日日曜日までの開催です!

2017年5月24日 (水)

大片付け

今週はじめから、陶芸クラブや体験教室をお休みして、大片付け、大掃除が始まりました。

もちろん、この週末のイベント
鎌倉明月窯陶芸クラブ展の準備です。

工房1Fは、ロクロの台を即売コーナーの展示台にするため、


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横に並べていきます。
この隙間に、工房にあるいろいろな物を収納して、上にコンパネの板を乗せて布を掛けると展示台の完成です。

この時期、雑草の勢いがすごいので、
草刈りも重要な仕事です。


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まず、ギャラリーに上がる石段のまわりをきれいにします。


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そして、ギャラリー前庭を草刈り機を使って、刈り込んでいきます。
伸びすぎた木も切らなくてはいけません。

明日からは、いよいよたくさんの作品を展示していきます。

ゆっくり楽しんでいただけるよう、後2日の準備を頑張ります。
皆様是非お立ち寄りください。
お待ちいたしております。

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