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2012年7月10日 (火)

陽射しを求めて

焼き物を仕事にする者にとっては、梅雨の時期はとても悩ましい時です。
湿度が上がってくると作品の乾燥が進まなくなります。
特に、期限のある注文の場合は、何とかしなくてはいけません。
ということで、晴れて陽射しが出ると、急いで仕上げした作品を外に干します。

Kansou01

納期が近い作品は、晴れた時を逃してはいけないので、
日の当たるところを探して、並べます。
この時期は、急に雲行きが怪しくなったりするので、暗くなったりすると慌てます。
山間の窯場のため、日当たりは少なく時間とともに陰が増えてしまします。
そのために、干しきれない作品もあります。

Kansou02

これは、一日陶芸教室の作品です。先日、横浜の中学生が50人以上、
2部に分かれて作陶しました。白くなっているほど乾燥が進んでいます。
陶芸クラブ会員の方の作品も、なかなか乾燥しません。

Kansou03

こちらは、ロクロでの作陶です。削りのための半乾燥ですが、
冬の乾燥する時は、半日ほどで十分な乾燥時間も、大きさや厚みにもよりますが、
2日間かかる作品もあります。

一昔前から比べるといろいろと便利になりましたが、
焼き物の仕事は、まだまだアナログの世界です。
デジタル化の進む中、当分は変わりそうもありません。

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