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2012年7月19日 (木)

母への想い

陶芸クラブの会員の方で、ご主人の転勤のため、
九州に引っ越しされる方がいらっしゃいます。
教室の在籍は、10年ほどになります。
その方の明月窯最後の作品が焼き上がりました。

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これは、彼女のお母様の骨壺です。
1月に亡くなられたのですが、納骨までに自分で骨壺を作りたいと言うことで、
ぎりぎりまで頑張ってやっと焼き上がりました。
赤土でロクロ成形して、削り仕上げの後に白化粧を全面に塗りました。
縁の藤を線彫りして、素焼きの後鬼板の茶と呉須の青で、淡く着彩しています。

そして、もう1種。

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この小壺は、分骨用です。ロクロ成形の後、印花を押します。
削り仕上げの後、白化粧を刷毛塗りして印の窪みに象嵌します。
三島という伝統技法ですが、静かで華やかさもある効果的な技法です。
”いつの日かまた戻ってきます。”と言っていた彼女です。
お母様に守られて、幸せな生活を送ってほしいと思います。
彼女が戻ってくるまで、元気でいられると良いのですが・・・

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