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2013年2月 7日 (木)

粉引ショック!

粉引という陶器のお話。
朝鮮王朝時代(李朝)に生まれた焼き物ですが、
日本人が、昔から愛してやまない手法です。

赤土で成形し削りの後、作品が乾かないうちに
白化粧という白土の泥漿にどっぷりとつけて、
全体を白くして、透明な灰釉を掛けて焼成します。

現在でも多くの作家達が、粉引の作品を作っています。
最近では、高台のまわりに白化粧を掛けない物も
粉引と言っていますが、正確には全面白化粧のものを言います。

使い込むうちに、ピンホールや貫入から、少しずつ汚れが入って、
色が変化したり、シミが出てきたり、古い漆喰のように変わっていきます。
こういう風情を、茶人や数寄者が愛でてきました。

明月窯の陶芸クラブでも人気の手法です。
本日、木曜日会員のK氏が挑戦しましたが・・・

Fe13vo101

30分後位に、無残に崩れてしまいました。
実は、粉引では白化粧の水分を本体が吸い込んで柔らかく戻るため、
乾燥が遅い時や削りのバランスが悪かったり、形に無理があると
こういうことがよくあります。

K氏とっても、もう何回かの出来事です。
それでも懲りずにやりたくなる魅力が、粉引にはあります。

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