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2015年12月11日 (金)

粉引という手法

陶芸の数ある手法の中でも、
人気ベスト3に入ると思われる”粉引(こひき)”ですが、
意外と難しいところがあります。

この粉引は、赤土で成形した作品を、
白化粧という白い泥漿に、釉掛けのように、
どっぷりと浸して全体を白くし、
透明釉を掛けて、焼成するという手法です。

削り仕上げをした半乾きの作品を、
水につけるのと同じようにするため、
作品に薄い部分があったり、
乾燥に時間がかかったりすると、

Fe13vo101


このように、バラバラに崩れてしまいます。

今の時期は、暖房が入り乾燥するので、
比較的粉引がやりやすい時です。

Dc15vo201


日曜会員のY氏が挑戦します。

Dc15vo202


これは、白化粧に浸けた時に、
高台を欠いてしまい、落としそうになった物です。
高台を持ちやすく丈夫に削ることも大事です。

Dc15vo203


それでも、ぐい呑み9個を掛けて、8個成功しました。
ほとんど崩れてしまうこともあるので、上々の出来です。

崩れる確率を減らすために、
高台部分に白化粧を掛けない作品も、
最近は粉引と言っていることが多いのですが、
本来は、これを無地刷毛目と言って、区別しています。

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