2012年4月 5日 (木)

コラボ作品

我が家のエクステリアを紹介します。

Entpl
これは、エントランスポールです。
地面に埋まっている分を含めると、2メートルほどあります。
ロクロでひいた筒状の物をつなげて作っています。
長女が白化粧を使って、あれこれデザインしています。
キノコも何カ所かつけて、訪れる人の興味をひいているようです。

長女が言うには、我が家の今までを表現しているとのことです。
作るときは、どうなるか心配でしたが、3年たってみると何となく馴染んできています。
入り口にあるだけに、注目度は一番です。

Shoumei
これは、足下を照らす庭園灯です。
エントランスポールの足下に1つ、玄関までの間に1つの計2つ作りました。
1つはこの写真、梅の模様で、もうひとつは、芒の模様で春秋の対です。

このような手作りの陶器を、北村建築工房の北村さんが採用してくれたことで、
思いついた自作の物を、いろいろ使うことができました。
そんな北村さんから、現在建築中のお家に手洗いボールを作ってほしいとの依頼がありました。

小さい色見本を作って検討した結果、飛び鉋という手法を使って作ることになりました。
大きさは、口径28㎝高さ12㎝位です。今、乾燥中です。

Tobikannna
完全に乾燥したら、素焼きをします。
それから、釉薬を掛けて本焼きとなります。
北村建築工房との初コラボ作品が、無事焼き上がってほしいと願っています。



2012年2月27日 (月)

卒園制作

Kamadasi窯出しは、いつも楽しみと不安で、早く開けたくなりますが、100℃を切るまでは、じっとがまんです。この窯では、焚いた日の翌々日になります。

今回のメインは、円覚寺境内にある北鎌倉幼稚園の卒園制作の作品です。
毎年この時期になると、幼稚園で制作された作品が持ち込まれて、卒園式の前に焼き上げるのが恒例になっています。

この頃は、北鎌倉もマンションが増えたせいか、以前より園児が増えている気がします。今年の作品は、42個でした。

Sotusei
窯出しした作品がこれです。
園児達の選ぶ釉薬は、青や緑というはっきり色の分かるものが多いのですが、中には渋い灰釉や黒釉を選ぶ子もいます。

もうずいぶん前から園児達の作品を焼いてきましたが、面白いことにあまり傷が出ることがありません。
たぶん、子供の力加減がいいのか、粘土に無理をせず流れに任せて形を作るからかもしれません。

大人は、何とか自分の思う形にしようと無理をしたり、薄くきれいに整えようとして崩れたり、切れたりすることがよくあります。

ロクロでも同じですが、粘土に対して「この野郎」とか押さえつけて思い通りにしようとすると、大抵は失敗します。
粘土のいやがること避けて、友好的に接することができるようになれば、粘土も素直に言うことを聞いてくれます。
粘土も人も同じですね。

2012年2月26日 (日)

大切な物

Dobeいつものロクロ仕事です。形や大きさの決まっている受注の仕事は、無心でロクロを回せるので、意外と集中できて楽しいひとときです。

Dobe02今回の主役は、この手桶の中にある「どべ」です。ロクロに乗せた粘土は、そのままでは中心がとれていないため、回転させながら上下に押さえて中心をとり、密度を高めて作りやすい状態に整えます。

この作業を「土殺し」と言って、ロクロの水引では必ずしなくてはならない重要な工程です。このときに、水を使って手を滑らせるようにするため、手のひらに、どろどろになった「どべ」が溜まります。

汚いと思ってはいけません。この滑らかな「どべ」が、作品作りの命とも言える大切な物だからです。土殺しが終わって作品を作り出したら、この「どべ」を粘土の表面に塗って、手を滑らせながら仕上げていきます。
塗った「どべ」は、土を伸ばすたびに手に戻ってきます。水を使って滑らせると作品の中に水が溜まってしまいます。最後にへらを使って、形を出すと同時に、残った「どべ」をきれいにさらって出来上がりです。

このように、ロクロの作業では「どべ」がとても重要なアイテムです。作品を作っているときに、手桶の中に「どべ」が溜まっていないという方はいませんか?水を使いすぎて、ロクロの枠に水が溜まっていたりしませんか?「どべ」が大切な物と思うだけで、きっとロクロが一段上達すると思います。

いつもの・・風に書き出しましたが、これが初めてのブログ記事です。陶を5割、食や住について5割くらいの感じでゆるゆる書いていこうと思っています。よろしくお願い申し上げます。

無料ブログはココログ